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【内覧会レポ】お腹が空く展覧会?!特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」京都文化博物館 4・3階展示室にて7月6日(日)まで開催中!

2025.06.10by Foooood編集部
更新日:2025.06.11

みなさん、こんにちは。
京都文化博物館(京都・三条高倉)では、2025年4月26日(土)から7月6日(日)まで特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」を開催します。それに伴い、プレス内覧会に参加させていただきましたのでご紹介いたします。

特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
会期/2025年4月26日(土)~7月6日(日)
会場/京都文化博物館 4・3階展示室

2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は、世界中でますます注目が高まっています。大阪・関西万博が開かれ、海外からも関西に注目が集まる今春、和食の本場・京都でバラエティ豊かな標本や資料とともに、科学や歴史などの多角的な視点から和食の魅力に迫ります。

Contents

Foooood編集部的3つの注目ポイント!

【その1】撮影OKのフォトスポットが気分を盛り上げる!

撮影OKのフォトスポットが数ヶ所あります。
個人的オススメは、江戸っ子のファーストフードを再現した屋台の展示です。

【その2】歴史上の偉人たちの食卓を再現模型が面白い!

卑弥呼や徳川家康が食べていた食卓が再現されています。
また、庶民の食卓との対比も必見です!
そして、【京都会場オリジナル企画】将軍御膳の再現もあり、大変美味しそうでした。

【その3】再現レシピを持ち帰れる!

古代の甘味料「甘葛煎」や足利将軍が食べた「まんぢう」の再現レシピを持ち帰れちゃうのです。嬉しいですね♪

 

展示構成

1章「和食」とは?

和食と聞いて思い浮かぶ料理は人それぞれ。本章では和食の広がりを体感できる映像や、世界と日本の食を比較しながら、和食とは何かを考えます。

Foooood編集部的イチオシポイント!
世界の主食(炭水化物)は何か?をリサーチした展示は、時間を忘れるほど興味深い展示です。私も今一度、ゆっくりと見たいです。

2章 列島が育む食材

食の基本となる水、魚介類、海藻、野菜、山菜、そしてキノコ。世界でも有数の生物多様性を持つ日本列島がもたらす豊かな食材と、食への飽くなき挑戦によって生み出された発酵の技や出汁について、科学的な視点で解説します。

Foooood編集部的イチオシポイント!
精巧な模型や標本など、思わずため息が出るクオリティーの高さ、美しさにもご注目ください。

3章 和食の成り立ち

縄文時代から現代まで、人々の知恵やおもてなしの心、海外との交流を通じて発展してきた和食の歴史を紐解きます。

Foooood編集部的イチオシポイント!
江戸時代の屋台のフォトスポットは、まるでタイムスリップしたような気持ちに。江戸っ子が愛したファーストフード美味しそうです…!
また、歴史上の偉人たちの食卓と庶民の食卓の対比も興味深いので必見です!

4章 和食の真善美

和食とともに発展してきた道具と料理人の繊細な技術、そして四季折々の風景と美しい料理の映像インスタレーションを組み合わせて、「和食の真善美」を紹介します。

Foooood編集部的イチオシポイント!
和食を作る際に使用するツールがズラリと並ぶ展示がクール。
包丁だけでもこんなに種類があるのかと感動しました!

5章 わたしの和食

時代とともに和食の定義も変化しています。
ラーメン、カレー、オムライスなどは和食でしょうか?
「これって和食?」のアンケート結果から、改めて和食とは何かを考えます。

Foooood編集部的イチオシポイント!
「磯野家の食卓」は、一般家庭の食卓に出る和食の移り変わりを見ることが出来ます。
初めは、焼き魚といった誰もが想像する和食なのですが、時代が流れるにつれ、ラーメンやカレーライスが登場します。

6章 和食のこれから

和食はこれから、どのように変化していくのでしょうか?
食に関わる技術は日々進化する一方、郷土料理や伝統野菜の重要性も見直されています。
和食は海外へもますます広がっていくでしょう。
社会の変化を受けて変わり続ける、和食のこれからを展望します。

Foooood編集部的イチオシポイント!
宇宙食も展示されていて、大変興味深かったです。

可愛い展覧会グッズもお見逃しなく!

リラックマたちの和食をイメージした本展オリジナルグッズは、とにかく可愛い!

ガイドブックの表紙も可愛いですね!

オリジナルグッズも多数で見ているだけで癒されます。実用的なステーショナリーからファブリックまで幅広くありました。

九谷焼の豆皿は個人的にイチオシ商品!鮮やかな色合いと可愛い絵柄にキュンとします。

和食をモチーフにして面白いグッズも。

食品やお酒、調味料もあり、自分用のお土産は勿論、プチギフトにもオススメです。

私も自分用と家族用に数点お土産を購入して帰りました。


ダイコンの展示にあった「なが~い守口大根の奈良漬」は、自分用に。まだ食べていないですが、楽しみです♪

九谷焼の豆皿も可愛くて購入しちゃいました。

購入した和食展コラボの「いいちこ」は500円代とお手頃価格!
お酒好きの夫への手土産に購入!

今年5歳になる娘へのお土産には、クラフトブックにしました。

編集部後記

最初から最後まで大変勉強になりましたし、美味しそうでした!(笑)
和食って身近な存在ですが、今回の展覧会を通して「奥深いなぁ…」と感心しました。フォトスポットがあったり、再現レシピを持ち帰れたりとお楽しみも満点!

「都道府県別 食べたい・作りたい・人気検索ワードTOP5」も展示されていて、なるほど!と納得する結果から意外なワードもあり面白いです。特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」は、大人だけでなく、お子さまの食育にもオススメ!

特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」は、7月6日(日)まで京都文化博物館 4・3階展示室にて開催!気になる方は、お早めにどうぞ!

基本情報

会期
2025年4月26日(土)~2025年7月6日(日)

開室時間

10:00〜18:00(金曜日は19:30まで)*入場は閉室30分前まで

休館日
月曜日、5月7日(水) *4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館

会場
4階・3階展示室

主催
京都府、京都文化博物館、朝日新聞社、MBSテレビ

後援
文化庁、農林水産省、和食文化学会、和食文化国民会議、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都

協賛
キッコーマン、三和酒類

特別協力
国立科学博物館

協力
クックパッド、京都府立大学京都和食文化研究センター、大和学園 京都調理師専門学校
入場料金(税込)
一般1,800円(1,600円)、大高生1,400円(1,200円)、中小生600円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※未就学児は無料(ただし、要保護者同伴)。
※学生料金で入場の際には学生証をご提示ください。
※障がい者手帳などをご提示の方と付き添い1名までは無料。
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます。
(ただし、催事により別途料金が必要な場合があります。)

※本記事で紹介している情報は掲載時点のものです。

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この記事を書いた人

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