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【大阪梅田・グランフロント大阪】「バンクシーって誰?展」開催中!見どころや期間限定のコラボカフェメニューをご紹介!

2022.04.25by Foooood編集部
更新日:2022.04.27

みなさん、こんにちは!Foooood編集部です!

今回は2022年4月23日(土)よりグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボで開催された「バンクシーって誰?展」の内覧会及び、「バンクシーって誰?展」コラボドリンク試飲会に参加させて頂きましたのでご紹介いたします。

Contents

そもそもバンクシーとは?

“壁に絵を描く”という行為に、人類は先史以来、魅了されてきました。学校の教科書で目にする洞窟壁画はアートの始まりであり、祖先の高い表現能力を示す芸術です。その痕跡は、数万年前のものとは思えないほど自由そのものです。

そのような絵をハッと思い出させてくれるのが、現代のストリートで表現を続けるアート界の異端児“バンクシー” です。2018年に、少女と赤い風船を描いた作品が高額落札されるや、額に仕込まれたシュレッダーで突如細断。瞬く間に世界中で報道され、話題をさらいました。日本では、バンクシー作品と思われるネズミの絵が発見されると、大手メディアやSNSで拡散、認知度が上がりました。しかし創作活動の全貌や動機など、その真相が分かる者は依然少なく、謎に包まれた存在です。
引用元:公式サイト

バンクシーって有名ですが、素性が全く分からないですよね。
アート界の異端児で痛烈な風刺のイメージが強いですが、それと同時に世界各国にファンも多いです。かくいう私もバンクシーの作品が大好きです!なので、今回の「バンクシーって誰?展」の開催をとても待ち望んでおりました!

「バンクシーって誰?展」の見どころをご紹介!

体感せよ! 街角(ストリート)のバンクシー。
本展は、世界各都市を巡回し人気を博した「ジ・アート・オブ・バンクシー展」の傑作群を、日本オリジナルの切り口で紹介する意欲的な展覧会です。プライベート・コレクターの秘蔵作品の展示に加え、活動の主戦場である“ストリート” に焦点を当てた、テレビ局ならではの街並み再現展示で没入空間を体感していただきます。―― それはまるで“映画のセット”。

ストリート・アーティストの先人であり、現代アートの巨匠でもあるヘリングやバスキアの次世代として、いま世界で最も注目を集める時代の先駆者“バンクシー”。その活動の意味を、幅広い世代に楽しく理解していただける貴重な機会となります!
引用元:公式サイト

世界各地のストリートに描かれたバンクシー作品を忠実再現!!
“世界中に分散するバンクシーのストリート・アート。その代表作品を選りすぐって、テレビ局の美術チームが、美術館とは異なる会場空間でリアルサイズに再現します。バンクシーのストリート作品を見るために世界一周の旅へ出なくとも、活動の3大地域と言われるヨーロッパ、アメリカ、そして中東の街並みをこの会場で体感いただけます。

故郷イギリスのブリストルからロンドン、映画にもなったニューヨークでの活動や自主企画で一世を風靡したロサンゼルス、そして幾度も訪れては作品を残し続けている中東。映画のセットのようなリアルな街並みを会場に出現させ、撮影OKの新感覚没入型展示を創出します。
引用元:公式サイト

「バンクシーって誰?展」プロデューサーの方に解説頂いたのですが、この展覧会では大きな見どころが2つあります。

  1. 元々、海外で開催されていたバンクシー展で飾られていた物を展示している
  2. 再現作品を展示することで、まるで街中にいるような没入感を味わえる

バンクシーの作品は贋作も多く存在するので、本物が日本に居ながら見られるのは、またと無い大チャンスですね!しかも、2つ目は日本だけの試みだそう。写真撮影OKなのも嬉しいですね。

再現作品の一部をご紹介!

再現作品は、TV・舞台・映画のセットを作る職人さんによって再現されております。突然のコロナ禍で仕事が頓挫してしまった職人さんにとって、この「バンクシーって誰?展」は大型案件になったのだとか。エイジング加工や雑草などの芸が細かい職人技にもご注目ください!

再現作品は原寸大で表現されているので、作品それぞれのサイズ感の対比もこの展覧会の魅力の1つです。会場入ってすぐ、バンクシーが2005年にパレスチナで発表した、火炎瓶の代わりに花束を投げる人物を描いた巨大な壁画 《Flower Thrower》が出迎えてくれます。その高さなんと5m!想像以上に大きくて息をのみました。逆にネズミの絵は可愛いサイズ感となっております。

2020年にブリストルで発表された《Aachoo》の再現展示。
Fooooodではあえて正面から撮影しておりますが、オススメの写真の撮り方としては、町並みを入れるとすごくリアルな感じになるのと、あえて角度をつけるとトリックアートのような感じになります。ぜひ、お試しください!

実際には撤去されてしまった作品もこの展覧会では、じっくりと直近で見ることが可能です。《Spy Booth》の再現展示では、中にある電話機をイギリスからわざわざ輸入しているという徹底ぶり!

「バンクシー・トンネル」の先には《Girl with a Pierced Eardrum》が顔を覗かせます。これはフェルメール作《真珠の耳飾りの少女》をモチーフにした作品。コロナ禍に入り、後にマスクが付け加えられたことでも有名です。

有名なネズミのアートの再現!こんなに可愛いけれどパンチのあるアートが街角にあったら思わずクスッとしてしまいますね。

2006年のアメリカでの個展で発表され、本物のインド象を展示した 《Barely Legal》も再現展示されています!「the elephant in the room(見て見ぬフリ)」という英語の慣用句が元になった作品だとか。

これは、道路に設置された消火栓をハンマーで叩こうとしている子供のシルエットが印象的な《Hammer Boy》の再現。

中東エリアにある大きく描かれた子猫が可愛い≪Giant Kitten≫。
でも、よく見ると銃弾跡があったり、右手奥に子供たちがうずくまって遊んでいる様子が・・・。どうすれば世界的な問題に目を向けてもらえるのか?それがバンクシーにとっての作品作りの根幹にあるものではないでしょうか?実際にこの作品は世界各国でSNSを通し拡散され、それを見た国際的な団体が動き、支援につながったそうです。確かに旅行先でこんなにキャッチーで可愛い子猫の絵を見つけたら思わず写真に撮りたくなるし、広めたくもなります。

ちなみに子猫が遊ぶ毛玉に見立てた鉄くず。再現する際に、実は鉄を使用していないそうです。鉄に見せる職人技に感服いたしました!

ジョブズ氏を描いた作品も再現展示されていたり・・・。

サザビーズのオークションで切り刻まれた少女と赤い風船の基である《Girl with Balloon》も!胸熱です!

他にも紹介しきれないくらい沢山のバンクシーアートが会場で皆様を待っています!
※一部撮影NGの作品もあるのでご注意を!

Foooood的!ココもぜひ見てほしい!

展示されている作品はコンセプトも含め、どれも素晴らしいのですが、個人的にグッと来たポイントがありまして・・・、それは街中に散乱しているお菓子の袋、空き缶、タバコの吸い殻といったゴミやアスファルトから生えている雑草まで再現されている点です。

また、会場内に流れる人の話し声やザワザワとした効果音が海外特有の空気感、生活感と言いますか・・・、本当に映画のセットの中や世界各国の街中にいる様な錯覚すら覚えます。「あれ?ここ本当に梅田?」と自分自身に問いただす事、間違いなしです!決して手を抜く事なく、職人の方々が細かい部分までこだわって作り上げているのが伝わって来ます。

バンクシートンネルの中は作業風景も再現されており、まるでバンクシーが先ほどまで作業していたような空気感を感じました。

また、バンクシーのモチーフとして度々登場するネズミを会場のいたる所で見ることが出来ます。リアルな物から動きがキュートな影絵まで。隠れネズミ達をぜひ見つけてあげてください!

「バンクシーって誰?展」コラボカフェ開催中!

「バンクシーって誰?展」でバンクシーの世界を思う存分体感した後は、ぜひ「カフェラボ」で開催中のコラボカフェにも足を運んで頂きたいです。場所は「バンクシーって誰?展」のすぐ隣です。

バンクシーの人気作品を舌で楽しめるオリジナルメニュー6品(全7種)は、どれも可愛くて写真映えバッチリです!

<コラボメニュー> ※価格は全て税込み

真珠の耳飾りのライチレモネード 990円 /テイクアウト可

オランダ黄金時代の巨匠ヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を画題に建物の壁に描かれたグラフィティ『Girl with a Pierced Eardrum(『鼓膜が破れた少女』)』をモチーフにしたライチ風味のさわやかなレモネードです。耳飾りに見立てた大粒のマスカットをトッピングしています。

ハンマーボーイの100%ソルティスイカジュース 990円/テイクアウト

真っ赤な消火栓にハンマーを振り下ろす『Hammer Boy』をイメージしたドリンクです。高糖度の「黒美人」種100%のスイカジュースに、果肉をゴロゴロとトッピングし、仕上げにまぶした岩塩が甘さを引き立てます。

WHO IS BANKSY?カプチーノ 770円

イタリア・イリー社のダークロースト豆で抽出したカプチーノに、誰もが知る有名作品をモチーフとした本格ラテアートカプチーノです。バンクシー作品でもっとも登場頻度の高いRAT(ネズミ)はココアパウダーで、ハートは木苺のパウダーで描きます。

風船と少女のあまおう苺ホイップパンケーキ 1,320円


バンクシー作品の中でも世界中で最も有名な『Girl with Balloon(『風船と少女』)』をイメージしたふわふわの窯焼きパンケーキです。あまおう苺の果汁を使用したホイップと、苺のコンポートを添えています。

白桃とマンゴーの花束ガレット 1,650円​


国産そば粉の食べ応えあるガレットに、季節のフルーツとホイップをたっぷり使ってバンクシーの代表作『Love is in the Air(『愛は空中に』)』をイメージしました。添えているお花はそのまま食べられます!

かろうじて合法 燻りベーコンのトマトパスタ 1,430円


『Barely Legal(『かろうじて合法』)』の象のイメージを真っ赤なパスタにしました。カフェラボで人気のトマトソースに、薫香の効いた厚切りのベーコンを加えて食べ応えアップ。模様の薄焼き卵は味のアクセントにもなっています。

「ハンマーボーイの 100%ソルティスイカジュース」を試飲させて頂きました!

今回は、特別に「ハンマーボーイの 100%ソルティスイカジュース」を試飲させて頂きました!

真っ赤な見た目が心躍る「ハンマーボーイの 100%ソルティスイカジュース」は、高糖度の「黒美人」種100%を使用。めちゃくちゃ甘くて美味しいです。
でも、後口はスッキリとしているのでゴクゴク飲めちゃいます。仕上げにまぶされた岩塩も良いアクセントに。ゴロゴロとトッピングされた果肉も食べ応えがあり、たまりません!フォトジェニックなだけでなく味わいも実力派!

スイカの美味しさを余す事なく味わえるので、スイカが好きな方に特に味わって頂きたい1品です。テイクアウトOKなので天気が良い日は、うめきた広場で「バンクシーって誰?展」の思い出に浸りながら、ゆっくりと飲むのもアリですね。

気軽に世界各国へ行けないご時世だからこそ、この展覧会で没入感を得てほしい!

バンクシーの作品は、ユーモアさやスタイリッシュな見た目が素晴らしいだけでなく、その作品作りの裏側には強いメッセージ性があります。アートという国籍や言語を問わない手法で世界各国の人々へメッセージを届けること。それが彼の使命なのかもしれません。

私も取材させて頂きながら旅行気分やいつもの展覧会と違う感覚を肌で感じました。
また、今は撮影した写真を見返しながら、作品に込められた意味をじっくりと考えております。人の数だけ感じ方はあるかと思います。そこも含めて面白いです。

なかなか気軽に世界各国へ行けないこのご時世だからこそ、この展覧会でバンクシーの世界観に浸って頂きたいです。
そして、見た後はコラボカフェのメニューで心ゆくまでバンクシーを楽しんでみてはいたがでしょうか?

開催期間が2022年4月23日(土) ~ 6月12日(日)となっておりますので、気になる方はお早めにグランフロント大阪へお急ぎくださいませ!

「バンクシーって誰?展」概要

・会期:2022年4月23日(土) ~ 6月12日(日)
・時間:平日 午前11時~午後8時(最終入場 午後7時30分)
土日祝 午前10時~午後7時(最終入場 午後6時30分)
※4月23日(土)は午前11時開館、5月13日(金)は午後6時30分閉館
・会場:ナレッジキャピタル イベントラボ(グランフロント大阪 北館)

・チケット:()内は4月22日(金)まで販売の前売り料金
一般
平 日 2,000円(1,800円)
土日祝 2,200円(2.200円)
大学・高校生
平 日 1,800円(1,600円)
土日祝 2,000円(1,800円)
中学・小学生
平 日 1,300円(1,100円)
土日祝 1,500円(1,300円)
未就学児 無料
・主催:読売テレビ、読売新聞社、リバティ・コンサーツ
・協賛:DNP大日本印刷、損保ジャパン、非破壊検査
・協力:日本航空、日本通運、ナレッジキャピタル
・企画協力:スターヴォックス・エンタテインメント
・後援:FM802
・お問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888(午前11時~午後4時)※日曜・祝日除く

「バンクシーって誰?展」コラボカフェ概要

販売期間:2022年4月23日(土)~ 6月12日(日)
販売時間:(平日)午前9時~午後9時、(土日祝)午前8時~午後9時
会  場:グランフロント大阪 北館1階 ナレッジキャピタル「カフェラボ」

URL:https://kc-i.jp/facilities/the-lab/cafe-lab/

※数に限りがあります。
※社会情勢の変化により、営業時間を変更する場合がございます。

※本記事で紹介している情報は掲載時点のものです。

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この記事を書いた人

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