【試食会レポ】シドニー発「bills」の秋冬メニューをひと足先に体験!世界の食文化が融合する新作料理&ドリンクが登場
みなさん、こんにちは!Foooood編集部です!
オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」から、秋冬の新メニュー“AUTUMN/WINTER 2026 MENU”が登場します。
2026年10月27日(火)より国内全7店舗で提供がスタートする今回のメニュー。多様な文化が日常の中で溶け合うオーストラリアらしい自由な感性をベースに、世界各地の食文化からインスピレーションを得た料理やドリンクがそろいます。
今回は、2026年10月15日(木)に「bills 大阪」で開催されたプレス先行試食会に参加してきました。
東南アジアのスパイス、中国南部の海南鶏飯、インドのスパイス料理、イタリアやイギリスの伝統料理など、さまざまな食文化をbillsらしく再解釈した秋冬メニュー。素材の組み合わせや香りにもこだわった新作を、詳しくご紹介します!



Contents
世界の食文化を自由な発想で再解釈する「bills」
1993年、オーストラリア・シドニーのダーリングハーストに1号店をオープンした「bills」。新鮮な素材の味わいを生かしたシンプルな料理と、リラックスした雰囲気が魅力のオールデイダイニングです。
日本では2008年に「bills 七里ヶ浜」がオープンし、その後、横浜赤レンガ倉庫、お台場、表参道などへと展開。スクランブルエッグやリコッタパンケーキなど、朝食の定番としても親しまれています。
今回の“AUTUMN/WINTER 2026 MENU”では、世界各地の食文化を取り入れながら、ジャンルや国境にとらわれない料理を提案。旬の素材や自家製の調味料、ハーブ、スパイスを組み合わせ、秋冬らしい温かみのある味わいを楽しめるメニューが登場します。
【WELCOME DRINK】秋冬の始まりを彩るウェルカムドリンク
マンダリン&カモミールソーダ

ノンアルコールのウェルカムドリンクは、「マンダリン&カモミールソーダ」です。

爽やかなマンダリンと、やさしく華やかな香りのカモミールを組み合わせたカフェインフリーのソーダ。自家製のマンダリン&カモミールシロップを使用しています。
シロップは、レモンジュースや砂糖、スパークリングウォーターを合わせたベースにカモミールをじっくりと抽出し、フレッシュなマンダリンジュースとゼストを加えて香りを移したもの。
柑橘の甘酸っぱさとカモミールの繊細な香りが重なり、すっきりと楽しめる一杯です。
こちらも、バーとキッチンで同じ素材を活用するクロスオーバーがポイント。シロップはスイーツの「パブロバ」に添えるマンダリンのマリネにも使用されています。
料理とドリンクを別々に考えるのではなく、共通の素材を生かしてメニュー全体に一体感を持たせる発想が印象的です。
【SMALL】香りとスパイスを楽しむスモールプレート
北海道産ホタテのロースト – ジンジャーバター、グラスヌードル

まずは、「北海道産ホタテのロースト」です。

こちらは、オーストラリアの中華料理文化からインスピレーションを得たメニュー。殻付きの北海道産ホタテに、自家製ジンジャーバターをのせて丁寧にローストしています。
ジンジャーバターは、無塩バターに生姜、レモンゼスト、フィッシュソース、スプリングオニオンなどを合わせて作られています。生姜の香りやレモンの爽やかさが、ホタテの旨みを引き立てる組み合わせです。

さらに、ホタテの旨みとジンジャーバターをたっぷりと吸い込ませたグラスヌードルを合わせているのも特徴。魚介の風味を余すことなく楽しめる構成になっています。
クラシックな中華料理の風味にフレンチのエッセンスを重ねた、まさにミックスカルチャーな一皿です。
クリスピーフライドチキン – ポディマサラスパイス、自家製シトラスペッパードレッシング

スパイス好きの方に注目してほしいのが、「クリスピーフライドチキン」です。インド西海岸のムンバイで親しまれているスパイス「ポディマサラ」から着想を得た、自家製シーズニングが特徴です。

チキンは麹や生姜、フィッシュソースなどに漬け込んでから、カリッと香ばしくフライ。仕上げに、アサフェティダやカシミリチリパウダー、ココナッツシュガーなどをブレンドした自家製ポディマサラスパイスをまとわせています。

さらに、きゅうり、スプリングオニオン、コリアンダー、ミントなどを自家製シトラスペッパードレッシングで和えたサラダと、ライムウェッジを添えています。
スパイスの刺激を楽しみながら、柑橘の爽やかさやハーブの香りも味わえる組み合わせ。食感のコントラストも楽しみたいスモールプレートです。
海老のグリル – 自家製チリサンバルバター、ライム、トースト

今回のスモールプレートで注目したいのが、「海老のグリル」です。東南アジアの食文化に欠かせない辛味調味料「サンバル」をベースに、日本ならではのスパイスである山椒をアクセントとして加えた一皿です。サンバルは、唐辛子をベースにさまざまな香辛料や調味料を合わせて作られるもの。地域や家庭によって味わいが異なり、東南アジアの食卓で幅広く親しまれています。

今回は、billsオーストラリアで開発された自家製サンバルペーストに、無塩バター、フィッシュソース、ライムゼスト、山椒を合わせ、自家製のチリサンバルバターに仕上げています。
サンバルのエスニックな辛味に、バターのコク、ライムの爽やかな香り、山椒の心地よい刺激が加わる構成。仕上げにはバジル、コリアンダー、マックルーライムリーフ、赤唐辛子を添え、ハーブとスパイスの豊かな香りを引き出しています。
アジアの食文化とオーストラリアらしい自由な感性が融合した、今回のメニューを象徴するような一品です。


添えられたトーストを使ってソースまで楽しめるのもうれしいところ。ビールや白ワインと合わせるのもおすすめです。
【SALADS】柿の甘酸っぱさがアクセント!季節感あふれるサラダ
ラディッキオ&アンディーブ、グリーンレンズ豆のサラダ – 柿とマスタードのドレッシング

サラダメニューからは、「ラディッキオ&アンディーブ、グリーンレンズ豆のサラダ」をご紹介します。

ドイツで冬の家庭料理として親しまれている、じゃがいもとレンズ豆の組み合わせから着想を得た一品。billsの韓国・日本限定メニューとして登場します。
北海道産のじゃがいも「インカのめざめ」とグリーンレンズ豆をベースに、彩り鮮やかなラディッキオとアンディーブをたっぷりと使用。ミントやエシャロットもトッピングしています。
ドレッシングには、今季のグラノーラやベリーニにも使われている自家製の柿のコンポートをピューレにし、粒マスタード、レモン、シャルドネビネガーを合わせています。
柿のやさしい甘みとフローラルで爽やかな酸味が、野菜やレンズ豆の味わいを引き立てる設計です。仕上げにはローストしたスライスアーモンドとブラックペッパーを散らし、香ばしさとアクセントをプラス。
旬の柿をサラダにも生かすことで、秋冬らしい季節感を表現しています。さまざまな食感や香りが重なり合う、素材の組み合わせにも注目したいメニューです。
【PLATES】秋の味覚とハーブが香るディナープレート
蒜山ジャージーリコッタとサワードウのニョッキ、つる菜、ポルチーニ茸

ディナープレートからは、イタリア・トスカーナの伝統料理から着想を得た一皿が登場します。
主役となるのは、岡山県・蒜山の生産者がbillsのために特別に製造するジャージーリコッタです。リコッタにパルメザンチーズ、サワードウのパン粉、ナツメグなどを合わせ、なめらかでコクのあるニョッキに仕上げています。
billsでは、長年愛されているリコッタパンケーキをはじめ、さまざまなベーカリーメニューにもリコッタを使用しています。おなじみの素材を、今回はイタリアの伝統料理を思わせる一皿へと展開しているのも興味深いところです。
ニョッキに合わせるグリーンには、海岸の砂地で育つことから「浜ほうれん草」とも呼ばれる「つる菜」を採用。肉厚でシャキシャキとした食感が特徴です。
※今回の試食会では収穫時期の関係でカーボロネロが使用されていました。

さらに、ポルチーニ茸の豊かな香りに、仕上げのヘーゼルナッツの香ばしさとレモンゼストの爽やかさを重ねています。クリーミーなニョッキに秋らしいきのこの風味を合わせながら、ナッツや柑橘によって軽やかさも加えた構成。素材それぞれの持ち味を組み合わせた、秋冬に楽しみたいメインプレートです。
【DRINK】食事にもカフェタイムにも楽しみたいオリジナルドリンク
ジュニパースプリッツ – ジュニパーベリー、スパークリングカモミール、オレンジ

ノンアルコールのオリジナルドリンクとして登場するのが、「ジュニパースプリッツ」です。
ジュニパーベリーは、ジンの香りを特徴づける代表的なボタニカル。日本では「杜松(ネズ)の実」とも呼ばれ、ほのかな甘みと苦み、柑橘を思わせる爽やかさ、胡椒のようなスパイシーな余韻が特徴です。
今回は、ジュニパーベリーをオレンジピールや砂糖とともにじっくりと漬け込み、自家製のジュニパーシトラスコーディアルに仕上げています。
さらに、レモンピール、カルダモン、八角などを合わせたベースにカモミールを抽出し、炭酸を加えた自家製スパークリングカモミールと組み合わせています。
ジュニパーベリーの爽快な香りに、オレンジのフルーティーさ、カモミールやスパイスの風味が重なる、奥行きのある味わいが特徴です。
すべて自家製の素材を使っているのもこだわり。ノンアルコールでも香りや味わいの重なりを楽しめる、食事の時間を豊かにしてくれそうな一杯です。
ミスガルラテ – ホット・アイス

カフェインフリーのドリンクとして注目したいのが、「ミスガルラテ」です。韓国で親しまれている伝統的な穀物粉「ミスガル」を使ったドリンクで、今回はホットとアイスから選べます。

ミスガルは、大麦や玄米、大豆、黒豆などの穀物を炒って挽いたもの。きな粉を思わせる香ばしさと、穀物ならではのやさしい風味が特徴です。ミルクとハニーを合わせることで、穀物の豊かな香りを生かしながら、まろやかな甘さをプラスしています。

コーヒーとはひと味違う、穀物の風味を楽しめるのが魅力。温かいラテでほっとひと息つくのはもちろん、アイスでさっぱりと楽しむこともできます。食後のデザートと合わせたり、日中のカフェタイムに楽しんだりと、さまざまなシーンで取り入れたくなるドリンクです。
【SWEET】温かな甘みと柑橘の爽やかさを楽しむデザート
レッドデーツの温かいプディング – マンダリンキャラメルバター

最後にご紹介するのは、「レッドデーツの温かいプディング」です。イギリスの伝統菓子「スティッキー・トフィー・プディング」からインスピレーションを得た、秋冬にぴったりの温かなデザートです。レッドデーツに加え、「デーツの王様」とも呼ばれるマジョールデーツをふんだんに使用。デーツならではの濃厚な甘みを楽しめる一品に仕上げています。

ソースには、クラシックなバタースコッチソースをbills流にアレンジした自家製マンダリンキャラメルバターを使用。さらに、クレームフレーシュを合わせています。
ここで重要な役割を果たすのが、柑橘の風味です。9月から10月にかけて旬を迎える極早生温州みかんは、緑色の果皮から漂う豊かな香りと、爽やかでキレのある酸味が特徴。そのフレッシュな酸味が、デーツの濃厚な甘みとキャラメルバターのコクを軽やかに引き立てます。
甘さを楽しみながらも、柑橘の香りによって後味をすっきりとまとめているのがポイント。温かなプディングで秋冬らしさを感じられる、食事の締めくくりにぴったりのデザートです。
【編集部の一言】世界の食文化を、billsらしい自由な組み合わせで楽しむ秋冬
今回の試食会で印象的なのは、世界各地の料理をそのまま再現するのではなく、食文化から着想を得て、billsならではの一皿へと仕上げているところです。
東南アジアのサンバルに山椒を合わせた海老のグリルや、中華料理文化から発想を得た北海道産ホタテのロースト、ムンバイのスパイスを取り入れたクリスピーフライドチキンなど、同じスモールプレートでも個性はさまざま。
さらに、旬の柿をベリーニやサラダのドレッシングに活用したり、マンダリン&カモミールのシロップをドリンクとスイーツに展開したりと、食材をメニュー全体で生かす工夫も見どころです。
料理だけでなく、ジュニパーベリーやカモミールを使ったノンアルコールドリンク、穀物の香ばしさを楽しむミスガルラテまでそろい、食事の時間を通して新しい組み合わせに出合える今回の秋冬メニュー。
気になる料理をシェアしながら楽しむのはもちろん、ドリンクやデザートまでゆっくり味わってみるのもよさそうです。
世界の食文化が自然に溶け合う、billsならではの秋冬の味わいを、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
メニュー概要
メニュー名: bills “AUTUMN/WINTER 2026 MENU”
提供開始日: 2026年10月27日(火)
提供店舗: bills 国内全7店舗
※本記事で紹介している情報は掲載時点のものです。

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この記事を書いた人

Foooood編集部
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