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加古川といえばこれ!もはや全国区となったご当地グルメ、市民のソウルフード!5月29日は「かつめしの日」 ~かつめしが令和4年度文化庁「100年フード」に認定~

2023.05.28by Foooood編集部
更新日:2023.05.27

兵庫県加古川市が誇るご当地グルメ「かつめし」が、令和4年度の文化庁の100年フード 「未来の100年フード部門 〜目指せ、100年〜部門」に認定されました。加古川市では、「かつめし」をさらに多くの方に知っていただくため、その魅力をPRしています。

Contents

■文化庁 100年フードとは

文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。

文化庁100年フード HP : https://foodculture2021.go.jp/jirei/

■なぜ、5月29日が「かつめしの日」なのか

「かつめしの日」は、「うまいでぇ!加古川かつめしの会」が「かつめしの日をつくりたい」という想いのもと、2016年に公募を実施し、決定しました。
約100件の応募があり、その結果、かつ=勝つ⇒VICTORY=頭文字Vはローマ数字の5で5月、29は多くの方がご存じの通り、肉⇒29=29日というアイデアが採用され、5月29日を「かつめしの日」と制定しました。

■現在は100店舗以上で提供、70年以上の歴史を持つ市民のソウルフード

かつめしは 「洋皿に盛ったご飯の上にビーフカツをのせ、デミグラスソース系のタレをかけ、茹でキャベツを添えてお箸で食べる」加古川市のご当地グルメです。
かつめしのルーツは、昭和20年代の戦後間もない頃、「お箸で気軽に食べることができる洋食」として加古川駅前の食堂で考案されたと言われています。以降も長く愛され続けており、今では、市内外の100軒以上の店舗で提供されているほか、スーパーでは専用のタレが販売され、家庭でも親しまれているほか、学校給食のメニューにも取り入れられるなど、市民に馴染みの深いグルメとなっています。
かつめしの魅力は、お店によってそれぞれのレシピがあり、こだわりの味があることです。 最近では、ビーフカツだけでなく、トンカツやチキンカツ、エビフライなどカツのバリエーションも増えてきました。変り種では、かつめしバーガー、かつめしバーなども登場しています。

■勝負ごとのゲン担ぎにはいつも「かつめし」

 「かつめしの日」の由来からも、勝負ごとのゲン担ぎにはいつも「かつめし」の存在があります。
 加古川市民の間では、大事な試合や試験などの前に「かつめし」を食べてから挑むという習慣があります。
 また、加古川市は、6名もの市ゆかりのプロ棋士が活躍する「棋士のまち」です。
名人戦を始め、竜王戦や王将戦のタイトル戦を誘致するとともに、若手棋士の登竜門として知られる「加古川青流戦」(加古川市・加古川市ウェルネス協会・日本将棋連盟主催)を、2011年から開催しています。
 真剣勝負に挑む対局中の棋士の食事にも「かつめし」が選ばれるなど、「かつめし」は様々な場面で登場します。
まだ「かつめし」を食べたことがない方は、ぜひ「かつめしの日」に加古川のソウルフードを堪能してみてはいかがでしょうか。

※本記事で紹介している情報は掲載時点のものです。

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この記事を書いた人

Foooood編集部

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